ビーントゥバー Bean to Bar のおすすめクラフトチョコレートブランド4選(通販・お取り寄せ)
日本のチョコレート業界でも最近益々関心が高まっている「ビーントゥバー」チョコレート。美味しいチョコレートにこだわるチョコマニアな方々にはお馴染みなワードですが、チョコに詳しくない方々には、まだまだ馴染みのないワードだと思います。
そこで今回は「ビーントゥバー」チョコレートについての詳しい解説や、今イチ押しのビーントゥバーチョコレートブランドをご紹介します。
シングルオリジンカカオの美味しさを最大限に楽しめる「ビーントゥバー」チョコレートは、自分へのご褒美やバレンタイン、そのほか様々なギフトにもおすすめです!
ハピバ編集部
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Bean to Barとは?
「Bean to Bar(ビーントゥバー)」という言葉を聞いたことがありますか?
近年世界中のチョコレート業界で注目されている取り組みで、カカオ豆(Bean)の選定からチョコレートバー(Bar)になるまでを一貫して行うことを指します。1990年代後半にサンフランシスコで始まったと言われていて、2000年代には全米をはじめ世界各国に広がりました。日本でもここ最近のクラフト製品やモノづくりへの関心の高まりから、作り手が全国で増えています。
Bean to Barチョコレートにはどのような特徴があるのでしょうか? 一般的なチョコレートとの違いを比べながら解説します。
カカオ豆の「個性」が出やすい
一般的なチョコレートは、産地や品種など異なる豆をブレンドし、さらにミルクやココアなどを加えて作ります。しかしBean to Barチョコレートは、一つの国や種類のカカオ豆(シングルビーン)で作ることが多いので、豆の個性が強くでるのが特徴。そのため個性を最大限に引き出すためのこだわりが詰まっているんです。
「地域性」が楽しめる
前述の通り、Bean to Barチョコレートはシングルビーンで作られることが多いので、産地による味の違いを楽しむことができるのが特徴。さらに日本では、ご当地ならではの地域素材と掛け合わせたチョコレートを生み出す作り手も多いので、こういった地域性の違いも魅力のひとつです。
注目のBean to Barチョコレートブランド4選
1. 東京発のクラフトチョコレートブランド「Minimal(ミニマル)」
日本初のBean to Bar専門店であるMinimal(ミニマル)。店名からもわかるように、基本的な板チョコレートを作るのに使われるのは最低限の材料であるカカオ豆と砂糖のみという、カカオ豆への強いこだわりが感じられます。
そのこだわりは、できる限り自社で直接世界中のカカオ農園に出向いて高品質のカカオを選定するほど。こうして仕入れたカカオ豆を徹底的に研究・分析し、豆の個性を最大限引き出せるレシピを次々と生み出していて、その数はなんと年間3000以上にのぼったことも!
Minimalのチョコレートの特徴としては、噛むたびにカカオの香りが広がるザクザクとした食感。カカオ豆の産地によって風味や味わいがそれぞれ異なることがより分かりやすいよう、「NUTTY」や「FRUITY」などフレーバーの特徴が商品名になっているので、Bean to Barチョコレート初心者の方にも選びやすいのが嬉しいですね。
「チョコレートを新しくする」というミッション通り、素材や製法に徹底的にこだわったチョコレートが楽しめます。
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2. サンフランシスコ発チョコレート専門店「Dandelion Chocolate(ダンデライオン・チョコレート)」
サンフランシスコで2010年に創業したBean to Barチョコレートのファクトリー&カフェ・Dandelion Chocolate。日本では東京蔵前に2016年にオープンし、国内のクラフトチョコレート業界を牽引する存在として、さまざまなメディアに取り上げられています。
こちらではカカオ豆の買い付けから選別、焙煎、摩砕、テンパリング、成形、包装に至るまですべて自社で行うという、安心感と品質の高さが売り。カカオ豆はシングルオリジンにこだわっていて、材料はカカオ豆ときび砂糖のみというシンプルな構成ながら、それぞれの産地に合わせて製法を変えているのが特徴。
口に入れた瞬間に風味の違いがはっきりと感じられるので、ワインなどの嗜好品を嗜む30~40代の比較的所得の高い層の方からの評価が特に高くなっています。
シンプルなチョコレートバーだけでなく、ガトーショコラやチョコレートのセットなどもギフトに人気で、味はもちろんおしゃれな見た目なので喜ばれること間違いなし。
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3. 札幌発のBean to Bar Chocolate専門店「SOIL CHOCOLATE(ソイルチョコレート)」
2021年に北海道札幌市で創業した、今注目のBean to Bar専門店・SOIL CHOCOLATE。
「Bean to Barをもっと身近に感じてもらいたい」という思いを掲げ、素材や触感・舌触りに至るまで追求したこだわりのチョコレートが楽しめます。
SOIL CHOCOLATEの大きな特徴は、種類の豊富さ。板チョコと生チョコだけで19種類ものラインナップがあり、カカオ豆の産地はもちろん食べた時のフレーバーや舌触りから選べるのが楽しいですね。
チョコレートと素材の掛け合わせも絶妙かつ独特で、特にユニークなのが青山椒を使ったチョコレート。ピリピリとした山椒特有の痺れとチョコレートの意外過ぎるマリアージュはぜひ一度味わってほしいです。
また、一見チョコレートとは思えないほどのおしゃれで高級感のあるパッケージデザインも魅力で、ギフトにもぴったり。
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4. ビーントゥバーの生チョコマカロン「MAMEIL(マメイル)」
チョコレート好き・マカロン好きの方にイチオシなのが、MAMEIL(マメイル)。1粒を作るのになんと1週間もの時間を要する、マカロンに生チョコレートが挟み込まれたこの製品は、こだわりがギュッと詰まっています。
当初は世界的に有名なクーベルチョコレートを使う構想があったのですが納得がいかず、そこで「自分たちの手で一からチョコレートを作ろう!」とBean to Barチョコレートに着手し、前述の「SOIL CHOCOLATE」を立ち上げたのが始まりでした。
使用しているチョコレートはもちろん100%SOIL CHOCOLATEで、3ヶ国原産のカカオ豆のチョコレートを混ぜ合わせ、理想の香りや苦み・コクを実現。
チョコレートの風味を余すことなく味わってもらうため、マカロンの大きさはやや小さめ。箱の中には「カカオハスク」という普通捨てられてしまうカカオの殻を砕いたものが一面に敷き詰められており、開けると一面に広がるカカオの香りに思わずうっとりしてしまうはず。
細部にまでこだわり抜いているので、自分へのご褒美やギフトにもおすすめです。
<おすすめチョコレート3選!>
まとめ
今回はBean to Barチョコレートの特徴について解説し、人気ブランドを4つ紹介しました。
カカオ豆そのものにこだわり、それぞれの特徴に合わせて製法を変えるなど、いわゆる一般的な製法で作られたチョコレートとは一線を画す魅力が詰まっているBean to Bar。
チョコレート作りの最初から最後までを各々のブランドやファクトリーで行うため、手間はかかりますがその分作り手の思いが存分に込められています。
一度口にすると高級チョコレートならではの多幸感はもちろん、「カカオ豆の産地が変わるだけでこんなに風味が変わるんだ!」という発見があり、自分好みの産地のチョコレートを探求するのも楽しそうですね。
食品業界のクラフトブームもあり、今後ますます作り手が増えて注目されそうなBean to Bar。カカオ豆の産地や作り手のこだわりに思いを馳せながら嗜んでみては?
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