出典：www.lecreuset.co.jp/

1925年にフランスで生まれたキッチンウェアブランドであるル・クルーゼ。
もともとは小さな村の鋳物工場でしたが、90年以上経った今世界を代表するブランドに成長しました。

ル・クルーゼのアイテムは、伝統の製法を守りつつもあらゆる国や家庭の生活に寄り添った形であるのが特徴。実際、人気のラインである「ココット」シリーズは日本で開発された商品なんですよ。

ル・クルーゼと聞くとお鍋などの調理のラインナップを思い浮かべる方が多いかと思いますが、食器もとてもフォトジェニックなものがたくさん！

ル・クルーゼらしい温かな雰囲気のカラーリングや質感のお皿は、お料理がぐっと引き立つので、自分が料理上手になったような気分になれるかも！？

そして、ル・クルーゼの食器は、すべてが電子レンジ、オーブン、食器洗い機にも対応しているので、とても使い勝手が良いのもポイントです。間違った使い方をして食器をダメにする心配もないので、料理初心者にもおすすめな食器ブランドです。

出典：harmonier.co.jp/category/LACERAMICA/

北イタリアにある町モリーニの小さな工房で、身内が協力しながら手作りで生み出している陶製食器「ラ・セラミカ」。
このブランドの定番はレースの模様が型押しされた繊細かつ大胆なデザインで、いつものテーブルが一気に上品な印象にグレードアップすること間違いなし！
ひとつひとつがハンドメイドのため大きさや色合いなどが微妙に異なり、同じ種類で揃えてもほんの少し違った雰囲気や表情を見せてくれるのが、手作りならではの味があってたまりません。
縁に施された模様が美しいプレートや、大胆に模様の入ったカップ&ソーサーなど、お祝いやパーティーなど特別な日に使いたい食器が豊富に揃っています。
自分用にもいいですが、結婚祝いなどの華やかなギフトにもぴったりですね。

出典：www.marumitsu.jp/webstore/vintage/

食事の時間が少し豊かになる食器を企画・デザインする日本の会社「マルミツポテリ」のラインナップのひとつである、ソボカイヴィンテージ。
その名の通りどこかヴィンテージ感のあるクラシカルなフォルムや、雰囲気のある素材感が特徴で、料理をちょっと特別な雰囲気に見せてくれます。
エレガントな装飾のついたプレートやシンプルな中にも遊び心が感じられる大皿、波打つフォルムが特徴的なボウルなど、ヨーロッパのおしゃれなレストランで出てきそうな食器の数々は、見ているだけでも心が躍りますね。
素材はただの陶器ではなく、磁器を70%混ぜたオリジナルの素材を使うことで、食器の強度が高まっています。
アンティークやヴィンテージ食器が好きな方にもきっと喜んでもらえる一品が見つかりますよ！

出典：www.iittala.jp/

イッタラは1881年フィンランドのイッタラ村にある小さなガラス工場から始まったとされる、食器をはじめとするインテリアデザインの企業です。
デザインのラインナップの豊富さと機能性が高く使いやすいという点から、日本でも北欧好きを中心にファンの多いブランド。
しずくが連なるようなデザインが美しいガラス食器のラインナップ「カステヘルミ」をはじめ、白い陶器にポップなカラーのストライプが楽しい「オリゴ」など、一度は目にしたことがあるという方も少なくないのでは？
どのラインナップにもプレート・ボウル・カップなど食器の種類が揃っているので、同じデザインで揃えるのもおしゃれですよね。
ブランドが「飽きのこない一生もの」として作り続けている食器なので、世界で長年愛されているのも納得です。

出典：www.arabiajapan.jp/

1873年にフィンランドで誕生した老舗食器ブランド・アラビア。
芸術的なモチーフや色遣いでデザインされた食器の数々は世界中で支持されていて、ヴィンテージ品はコレクターの間で高値で取引されることもあるんですよ。
白地に深い藍色の花びらのようなモチーフが並ぶ、どこか和食器のような雰囲気を持つ「トゥオキオ」や、花や果実を大胆にデザインした「パラティッシ」のシリーズがブランドとしては定番ですが、日本でのアラビア人気を確固たるものにしたのは「24h Avec」シリーズ。
フィンランド・ヘルシンキを舞台とした日本映画「かもめ食堂」で使用されていたことから注目され、手描きの放射線のようなラインが繊細かつ温かな雰囲気で、和洋問わず料理を引き立ててくれます。

出典：www.royalcopenhagen.jp/products/

1775年にデンマークで王立の磁器製作所として開窯したロイヤルコペンハーゲン。
食器の底面にはブランドのロゴである3本の波線とともに、王室御用達である証に王冠の刻印が入っているのが、本物かどうかを見分けるポイントのひとつなんだとか。
白い磁器に「コペンハーゲンブルー」と呼ばれる美しい青で繊細に絵付けされているのが定番かつ大きな特徴で、現在に至るまですべて手描きという高度な技術が脈々と続いているんですよ。
日本の古伊万里染付の影響を強く受けていると言われているためか、デザインや色などは日本人の心に訴えかけてくるものがあり日本での人気も非常に高いです。
通常のラインナップのほか、1908年以降絶えず発表されている「クリスマスイヤープレート」も人気で、毎年のようにコレクションしている方も。

出典：royaldesign.jp/brands/rorstrand

ロールストランドは、1726年スウェーデン王室御用達窯として創業した老舗陶器ブランド。
現在マイセンに次いでヨーロッパで2番目に古い陶器メーカーとして、世界でも確固たる地位を築いています。
おしゃれで洗練された食器が揃うロールストランドの中でも、人気の高い定番シリーズが「Mon Amie（モナミ）」。
一見蝶のようなお花の模様と、和食器にも通ずる濃淡が美しい藍色が特徴で、かわいらしさの中にも上品さが漂うデザインが高い支持を集めています。
1950年代に発表されたこのシリーズは実は一度生産終了になっているのですが、惜しむ声に応えて2009年に復活しているというのも、人気の高さを裏付けていますね！
モナミシリーズはプレートやボウル・マグカップなど食器の種類が揃っているので、おうちカフェっぽく揃えるのもおすすめ。

出典：www.costanova.jp/

コスタ・ノバは、ポルトガルの陶器ブランド。
名前の由来は自国の海辺の小さなリゾート地で、ロゴデザインには街並みや大西洋の海が表現されています。
ブランドのコンセプトは、海辺の町ならではの「シンプルながらも豊かな暮らし」。
職人によってひとつひとつ丁寧に作られた食器は、まさにリゾートの海の景色のような美しいブルー・ホワイトなどのカラーリングや、生活にマッチするかたちが特徴。
デザインの美しさだけでなく、電子レンジやオーブン・食器洗浄機が使えたり、割れにくい素材を使用していたりと、日々使う食器としての機能性の高さも嬉しいポイント。
リゾートのような雰囲気を演出しつつも日常の食事にそっと寄り添ってくれるような、優しさすら感じる食器と言えるでしょう。

出典：www.marimekko.jp/

1951年にフィンランドで設立されたテキスタイルブランド・マリメッコ。
ファッションなどのファブリックアイテムが有名ですが、マリメッコならではのデザインがプリントされた食器も数多く販売されているのをご存知ですか？
マリメッコの代名詞ともいうべき「ウニッコ」柄やゼラニウムの花が大きくデザインされた「クルイェンポルヴィ」柄など、カラフルで華やかなデザインの食器は食卓を明るくしてくれること間違いなし！
さらにマリメッコには日本限定デザインのものもあるので、レア感もあってさらに心をくすぐられます。
デザインがおしゃれなだけでなく、食洗機や電子レンジ・オーブンも使用できるため日常生活に取り入れやすいというのも嬉しいですね。

出典：gustavsberg.jp/

1825年にスウェーデンで設立されたグスタフスベリは、現在に至るまでミッドセンチュリーの象徴的な食器やテーブルウェアを数多く生み出し続けています。
ウィルヘルム・コーゲをはじめ、スティグ・リンドベリ、リサ・ラーソンといった素晴らしいデザイナーが在籍し、個性的なデザインの食器が多いのが特徴です。
中でも人気が高くこのブランドの顔とも呼べるのが、リンドベリの代表作である「ベルサ」シリーズ。
葉脈がくっきりと描かれた木の葉がモチーフになっていて、存在感がありながらもナチュラルな色合いで生活にスッと溶け込んでくれます。
ほかにもAからZまでのアルファベットがデザインされた「ABCマグ」という商品も人気で、家族のイニシャルで揃えたりプレゼントにするのもおすすめ。

出典：www.finlayson.jp/

1820年創業。約200年もの歴史を持つフィンランドで最も古いテキスタイルブランドと言われているのがフィンレイソンです。
北欧の自然をモチーフとしたデザインが特徴で、フィンランドの家庭には必ず1つはフィンレイソンの製品があると言われるほど、フィンランドでは一般的なブランド。
ファブリックや寝具、タオルが定番アイテムですが、特に日本では食器やテーブルウェアの人気も非常に高いのをご存知ですか？
それもそのはず、日本のモノづくりの会社である「山加商店」が製造に携わっているため、日本の家庭でも使いやすいラインナップが揃っているんですよ！
かわいらしい植物柄の「タイミ」シリーズや、ゾウのシルエットがデザインされた「エレファンティ」がデザインされていて、食卓をパッと明るく彩ってくれます。

ハウスオブリュムは、チュニジア人夫婦が旅行中に北欧デザインに魅了されたことから設立されたブランド。
デザインはすべてスウェーデンのデザイナーが手掛け、製作は本国チュニジアで行うという、北欧とアフリカが融合した新しい形が近年注目されています。
自然や日々の暮らしのモチーフから着想を得たデザインは、優しくてどこかレトロな雰囲気。
見ているだけで楽しい気分になれるカップ&ソーサーや、アート作品のような大皿プレート、とびきりキュートなティーポットなど、グッとくるアイテムがきっと見つかるはず！
複数の食器を同じ柄で揃えても素敵ですが、異なる色や柄で合わせても様になるので、自分なりの組み合わせを探してみるのも楽しそうですね。

「デンマーク風」という意味を持つダンスクは、1954年にデンマークで設立されたテーブルウェアブランド。
ダンスクのアイテムは世界中から高い評価を得ており、美術館にコレクションされているほか、デンマーク王室で使われているものもあるんです。
ダンスクと聞くと「コペンスタイル」というホーローのお鍋を思い浮かべる北欧好きの方もいらっしゃるかと思いますが、実は磁器の食器やガラス食器もとても素敵なものばかり。
中でも人気が高いのが、白い磁器に職人たちが手描きで絵付けしている「アラベスク」シリーズや、クリアガラスにカラフルなドットが散りばめられた「バブルコンフェティ」シリーズ。
和洋問わず使用できる上価格帯も比較的リーズナブルなので、家族のテーブルウェアをコーディネートするのもよさそうですね。

「おしゃれな食器に興味はあるけど、やっぱりシンプルな食器が好き」という方におすすめなのが、デザインハウス・ストックホルムの食器。
北欧の有名デザイナーや建築家たちからのアイデアを選りすぐり、さまざまなコレクションを発表し続けているこのブランドは、ホワイトやブラックといったベーシックなカラーを基調としたアイテムが多いのですが、決して無機質でなくどこか温かみのあるアイテムが揃っているのが特徴。
プレートやボウルなどはとてもシンプルなデザインや色合いなので、テーブルコーディネートがしやすいです。
ベーシックな食器のほかにも、クラシカルかつ遊び心のあるデザインが施されたカップも豊富にラインナップされていて、こちらもとってもかわいいですよ。

ケーラーは、1839年創業の北欧を代表するデンマークの陶磁器ブランド。
ブランド名自体はあまり耳なじみがないかもしれませんが、近年SNSや雑誌などでストライプ柄のフラワーベースが取り上げられたことから、北欧好きを中心に注目を集めています。
食器のコレクションラインで特に人気が高いのが、日常使いにもおもてなしにも使える「ウワスラ」シリーズ。
元々はロイヤルコペンハーゲンのすでに廃番となっているシリーズなのですが、デンマークの文化遺産として残したいという思いから、ケーラーが復刻したという経緯があります。
このシリーズの食器の特徴は、丸みを帯びたフォルムとホワイトや淡いイエロー・ラベンダーといった優しい色合い。
主張が強すぎないので、日本人のライフスタイルにも違和感なく溶け込んでくれますよ。

おしゃれなニューヨーカーたちに絶大な支持を集めている、NY発のセレクトショップであるアンソロポロジー。
日本未上陸ながら、歌手のテイラー・スウィフトやモデルの梨花さんも愛用しているとあって注目度が高まっています。
アパレルからインテリア雑貨まで幅広いラインナップを展開しており、日本にはない華やかなデザインに思わず目を奪われてしまうはず。
食器も大胆なデザインや鮮やかな色使いのものが多く、どれも飾っておきたくなるほどの美しさ！
中でも定番商品として人気が高いのが、ポップでありながらどこかクラシカルな雰囲気が漂う「イニシャルマグカップ」。
デザインのかわいらしさはもちろんサイズがやや大きめなので、ペン立てや小さなフラワーベースとして使う方もいらっしゃるようですよ。

日本を代表する色絵陶磁器のひとつであり、赤・黄・緑・紫・紺青の絵の具を使っての絵付けが特徴の「九谷焼」をご存知でしょうか？
九谷焼の良さをそのままに、より現代人の生活に合うようにアップデートして販売しているのが、九谷青窯。
こちらには十数名の若い陶工さんが全国から集っていて、図案のデザインから成型・焼き・絵付けまでを1人の陶工さんが行うので、作る方の個性が食器に現れるのがとても面白いんですよ。
それぞれの食器のシリーズには北欧食器の概念が取り入れられていて、日本らしさの中にも北欧の雰囲気を感じられる食器が揃っています。
和食器と聞くとどこかハードルが高く感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、デザイン・サイズ感ともに生活にスッと馴染んでくれるものばかりですよ。

日本のデザイナー・皆川明氏が手掛ける、北欧テイスト満載のテキスタイルファッションブランド「ミナペルホネン」。
近年SNSや雑誌などで取り上げられることも多く、北欧雑貨好きを中心に今大注目のブランドです。
前述の通り布製品を得意とするファッションブランドなのですが、食器のラインナップもとてもかわいらしいんですよ。
このブランドの顔とも言うべき小さなドットの円が並んだ「tambourine（タンバリン）」柄がレリーフのように食器にデザインされているシリーズは、説明不要のかわいさ！
ほかにも、カラメルのかかったプリンのようなデザインのマグカップや、ランチョンマット代わりにも使いたいテキスタイルのおしゃれな白樺トレーなど、食卓を彩ってくれるテーブルウェアが豊富に揃っています。

小さなお子さんがいたりして「割れたり壊れたりすると悲しいから、かわいい陶器やガラスのお皿は当分使えない…」という方におすすめしたいのが、デンマーク生まれのテーブルウェアやインテリア雑貨を扱うライスというブランド。
ライスの食器は全て純度100%のメラミンで作られているので、丈夫で軽く落としても割れにくいんです。
メラミン素材と聞くと不安に思われる方もいるかもしれませんが、人体に有害な物質は一切使用していないので、体にはもちろん環境にも優しい素材なので安心して使って頂けますよ。
そして何と言っても大きな特徴は、カラフルでポップなデザイン。
見ているだけでワクワクするような色や柄は、日本ではなかなか見られない個性的でかわいいものばかり♪

最近カトラリーを中心に木製食器の人気が高まっています。
木ならではの温かみがあり、料理が映えるということでSNSにおしゃれな料理とともに投稿されているのを見たことがあるという人も多いのでは？
そんな木製食器好きの方におすすめしたいのが、北海道置戸町で生産されている「オケクラフト」。
北海道産のエゾマツや白樺を使って作られている食器は、木製食器の中でもしっとりとした柔らかな質感で、口当たりが優しいのが特徴。
きめが細かいので手にしっくりとなじみ、持つ際にほとんど力がいらないくらいの軽さが魅力で、赤ちゃんの初めての食器から大人用の食器まで幅広い年代の方に愛される一品ばかりです。
使用している木自体の色が明るいので、料理を明るくより美味しそうに見せてくれる効果もあるのが嬉しいですね。