妻の誕生日にホームパーティー企画

貸切スペースでお誕生会をしているシーン

2004年5月

妻の誕生日のお祝いに、妻と僕の共通の友達を10人ほど集めてホームパーティーを企画することにした。
場所は自宅の和室四畳半だ。10人がテーブルを囲んでワイワイやるには随分と狭い。でも我が家には人が集まれる部屋はココしかないので仕方がない。本当に10人も入って気持ちよくできるのか不安も少々抱えつつ、あれこれ想像しながら企画を練った。

「マキアージュ ドラマティックエッセンスルージュ」の刻印サービス

イメージとしては、欧米のファミリーが家でよくやってる様な派手でベタな誕生会にしたかった。いっぱいのご馳走に、手作りの飾りを家中いっぱいに飾って、誕生日の人が家に入った瞬間ビックリ&感動!みたいなやつ。

な~んてイメージだけはどんどん膨らませてはみたものの、如何せん“和室四畳半”というのがどうもマズイ気がしてしょうがなかった。。。

そんなことは兎も角、以前からひとつやってみたい、というかちょっと憧れていたモノが1つあった。それは何かというとクリスマスなんかによくツリーの上で光っているあの電飾を自分の家にも飾ったみたかったのだ。

いい機会(?)なので今回購入してしまうことにした。妻が実家に泊まりに行く日に、さっそく渋谷のハンズへ見に行ってみた。とりあえず使えそうなバースデーグッズをいくつか買った。それから例のモノを探したが意外にもパーティーグッズがあるフロアには置いて無くて、電気関係のフロアにあった。予想外にいろいろ種類があって少し迷った。線の長さだとか電飾の光るパターンだとか、そこまでは考えて無かったので時間を掛けていろいろイメージして適当なもの(7種類の発光パターンが選べる!)に決めて買って帰った。家に帰って早速試してみた・・・いい感じ!(ひとり、密かにほくそ笑んでいたハズ)

それから、近所にあるダイソウ(100円均一)に行って部屋の中を飾る材料を探しに行った。消耗品だから安ければ安いほどいい。とりあえず何種類かの折り紙と両面テープを買った。この折り紙で輪っかを作ってそれをたくさん繋げて上からいくつも吊す。子どもの頃に誰でも一度は作ったことがあるであろう、あの“輪っか”だ。でも、大人になってからわざわざこんなものを作る人はなかなかいないだろう。もともと工作は得意で好きな方だった。今回はなぜか無性に作りたくなったのだ。

さて、お次はどうしようかといろいろ考えていくうちに、自分ひとりだけで全てを準備するのは流石に辛い事に気付き、とりあえずバースデーケーキ係りを妻の親友のUさんにお願いした。彼女は僕たちの結婚披露パーティーの時も、かわいい天使の衣装でインタビュア役を務めてくれた、とても友達がいのある子だ。そんなことを思っているうちに、ひとつアイデアを思いついた。「バースデーケーキを運んで来てもらう時だけ、結婚披露パーティーの時と同じ天使の衣装を着てもらおう!」あの感動の結婚披露パーティーの時のことも思い出して嬉しさも増すに違いないと思った。

当日の一週間前、ケーキ係りのUさんと家で(もちろん妻が居ない合間に)打ち合わせをした。「食べ物とかはどうするつもり?」と聞かれ、まだ決めてないけど料理は自分で全部作るつもり(本当はノープラン)だと答えたら、「作れるの?ホントに?」と返され、若干心配になった。というのも、実は僕はあまり料理をしたことが無いのだ。でも、母や姉に手伝ってもらえばなんとかなるだろうと、適当に考えていた。そんないい加減な僕を見かねて、「みんなに一品ずつ作って来てもらったらどう?」とUさんが提案してきた。目から鱗だった。素晴らしいとアイデアだと思った。僕が料理を全部作ったとしたら、それはそれで嬉しいに違いないが、妻の為にみんなが頑張って一品ずつ料理を作ってきてくれた方がもっと嬉しいだろうし、間違いなく僕が作るよりも美味しい料理が揃うハズだ!と思った。早速、みんなにメールした。みんなオッケーしてくれて、やる気満々になってくれた人までいて嬉しくなった。僕もみんなに負けないように、ごはんものとサラダを作ることにした。

パーティー前夜。頭の中で何となくイメージしていた部屋の飾りを、自宅のマックでいくつか作った。イラストレーターでデザインして、プリントアウトして、ハサミで切ったりしてたら、夜中の4時くらいになっていた。流石に眠くなったので飾り付けは翌日やることにした。時間掛けてこんなもん作っても、はたして妻は喜んでくれるのか、はたまた他のみんなはどう思うのか、不安と期待を抱きながら布団に入った。

パーティー当日。まずは昨日作った自作のオリジナル飾りを部屋にレイアウトしてみた。なかなかいい感じだ!和室でも飾りなどを工夫すればそれなりにいい雰囲気になるようだ。それにしてもいい出来だ!と、しばらく自画自賛タイム。

次に自分が担当したごはん料理とサラダを作りはじめた。ネットで調べたレシピを何度も何度も見ながら頑張って作った。味見した。微妙・・・

 何人かは1時間くらい前から自作の料理を持って集まってくれた。自慢の電飾もオリジナル飾りも、なかなかの評判だった。夜なべして作ってよかった。開始時間まで手の空いている人に飾り付けを手伝ってもらった。最初はみんなやや戸惑っている感じだったけど、徐々に本気になってきて楽しんで作っていた。それぞれ個性が出ていて面白いと思った。これが手作りの醍醐味というもんだ。

パーティー開始時間。とりあえずパーティーっぽいBGMを流して照明を落とした。キャンドルに火を灯し、今回購入した目玉商品(?)の電飾を付けた。みんなの反応もいい感じ!みんなが作った料理やお酒も並べ、もう準備万端となったところで妻が登場した。

妻は感動の余り号泣・・・とまではいかなかったけど、パーティーは大成功だった。懸念していた四畳半に10人という問題も意外に大丈夫だった。たぶん。。。

今回のパーティーの為に夜なべして作った飾りは、今でも我が家のこの部屋に付けっぱなしになっている。妻が気に入ってずっと外さないでいてくれているのだ。

このパーティーのために作った「手作りオーナメント(飾り)」を是非皆さんにも利用していただけたらと思い、ダウンロードして作れるようにしてみました。詳しくはこちらの「お部屋を飾ろう!簡単手作りオーナメント」のページをご覧ください。

PICK UP!誕生日映える!おすすめバルーン

 

名入れができる♡誕生日の飾り付けアイテム販売中!

Happy Birthday Craft ハピクラ イメージ画像

Happy Birtday Projectのクラフト作家「ナベチン」がつくる誕生日の飾り付けアイテムが、国内最大級のハンドメイドマーケット「minne(ミンネ)」にて、オンライン購入できるようになりました!

ここでしか手に入らないオリジナル制作の飾り付けアイテムを毎週追加中!お名前入り飾り付けアイテムのオーダーもできます!ぜひチェックしてみてね!


YouTubeで動画配信はじめました!


誕生日の飾り付けの基本的な方法や本格的なパーティークラフトの演出アイデア、季節のイベントに合わせた手作りグッズのアイデアなど、これからどんどん動画コンテンツを増やしていく予定です!

「手作りでお祝い!」に興味がある方は、
ぜひ「チャンネル登録」お願いします!
資生堂 マキアージュ ドラマティックリップトリートメントEX 刻印サービス

SNSでこの記事をシェアしよう!

The following two tabs change content below.
ハピバ編集部

ハピバ編集部

バースデークラフト株式会社の代表であるナベチンが編集長を勤める「ハピバ編集部」が作成した記事。誕生日や記念日に関するサービスやギフト商品の企画・開発に携わってきた経験をもとに、お祝いに関するネタを幅広い視点で発信していきます。